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ご挨拶/清水眞一

横浜市港北区医師会 港北医療センター 清水眞一 センター長
(清水医院 院長)

港北医療センター 清水眞一 センター長

より良い地域医療のために4事業を統括

いわゆる団塊の世代が後期高齢者となる2025年は、地域で医療を必要とする方々の数がピークを迎えるといわれています。港北区も例外ではありません。遠い将来ではなく、今後確実に求められるニーズに向けて準備を進める必要があります。その一環として2015年4月に発足したのが「港北医療センター」です。

港北医療センターは、①休日急患診療所 ②訪問看護ステーション ③ケアマネジメントステーション ④在宅医療相談室の4事業で構成されています。それぞれ独立して管理されていた組織ですが、より密な連携や情報共有を可能にするため、港北医療センターが上部組織として運営を取りまとめることになりました。

診察中の清水先生

診察中の清水先生

在宅医療相談室という新しい窓口を設置

休日急患診療所は古くから運営されており、皆さんにもなじみ深いサービスではないでしょうか。これまでも訪問看護ステーション、ケアマネジメントステーションと連携を取りつつ、地域医療に貢献してきました。2013年には市の防災計画が策定され、災害時は「港北区医療拠点」になることが決まっています。

この3事業に加えて、2015年1月に新しく設置されたのが在宅医療相談室です。横浜市医師会の呼びかけに港北区医師会が応える形で発足、試験的に運営が始まりました。医師会が相談室を運営する意義は2つあります。1つは、重度の要介護者など医療が関わらなければ在宅ケアが難しい方々をフォローできること。もう1つは、豊富な地域情報が集まる場所としてアドバイスや紹介が可能なことです。

現在、「要介護者が退院したがどうすればいいか」などの個人の悩みのほか、地域のケアマネージャーや看護師からも医療が必要なケースについて相談を受け、困っている人へ適切な医療サービスをつなぐ役割を果たしています。

 

港北医療センター 清水眞一 センター長

4事業を統括する港北医療センター

スムーズな多業種連携ができる拠点をめざす

医師会は営利目的の組織ではなく、区民の方々へ分け隔てなく医療サービスを提供するために存在します。皆さんと直接関わる4事業が最大限に生かせるよう編成されたのが、この港北医療センターです。全国の医師会は2013年までに社団法人化され、さまざまな事業を地域ごとに自主管理・運営できるようになりました。そのときから港北区医師会で協議を進めていた「ベストな地域医療の形」が結実したともいえます。

私は、今までのように診療所で診察しているだけでは地域医療が進まない時代に入ったと考えています。そして一人ではなく多業種が連携して利用者の皆さんの医療を支えなければいけません。行政とも協力が必要です。センターとしては組織ができたばかりですが、医療のプロが集まって地域にしっかり還元できるよう、各所の関係を強固にしているところです。

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