平成28年度第1回 高齢者支援ネットワークのまとめを日横クリニックの鈴木先生より
『誤嚥性肺炎について考える』グループワーク記録 まとめ
1. ケアプラン作成時に「居宅療養管理指導」を計画に入れている。
※CM単位で答えたり利用者単位で答えている。聞き方を改める必要がある。
・CM42人中30人が導入している(71%)
2. 居宅療養管理指導は、どのようなときに使用しているか。
※「歯科の」「利用者の状態」と断るべきだった。
・通院困難な場合との回答が多い
3. 居宅療養管理指導が導入できない理由。
・2つのグループからのみと回答少ない。
・いずれも居宅管理指導の理解がない
4. 誤嚥性肺炎を予防するために、どのようなことをしているか? 予防の取り組みは?
・「口腔ケア」の重要性を挙げる人が多かった。家族やヘルパーに指導。
・「口腔リハ」や「体位」や「食形態」を挙げる人も散見された。
・STとの連携を挙げる人が多くみられた。
・訪問介護や看護では他の業務が優先されるので口腔ケアの優先順位が低いのが現状。
5. 誤嚥性肺炎を起こした方を在宅でみるには、何が必要だと思うか?
※急性期のことなのか慢性期のことなのか断るべきだった。
(急性期に関して)
・在宅の医療体制整備。夜間の体制も含めて。
・マンパワーがない場合、家族の不安がある場合は入院になる。
(慢性期に関して)
・4.の内容とほとんど同じことがかかれている。
・終末期患者の肺炎治療の是非。事前に本人の意向を確認。
6. まとめ・感想
・多職種との対話で誤嚥性肺炎の理解が深まった。
・家族の理解が重要である認識をもった。
・誤嚥性肺炎を看ていくために歯科医の重要を認識した。