日本では新型コロナウイルス感染症の第6波が収束しないうちに第7波に突入しています。ウイルスが、変異を繰り返して更に感染性の高い変異株に置き換わっています。第3波以降より、医療崩壊が問題になっています。特に第5波では、自宅待機者の在宅死が大きな問題となりました。現在流行している変異株のBA5は感染力は強いが、重症化率は低いと言われています。しかし、感染の主体が若年者から高齢者に移り変われば、重症者が増加します。神奈川県は、人口当たりの病床数が全国一少ないので、トリアージしなければならない状態が特に起こりやすい医療環境です。
現在、このオミクロン株に対して効果が期待されている抗ウイルス薬はありますが、特効薬は存在しません。中和療法も、大きく変異したスパイクタンパク質には効果がありません。4回目のワクチン接種が始まりましたが、武漢型のウイルスに対するワクチンなので感染予防はあまり期待できませんが、重症化予防が期待出来ます。
この感染症に対しては、もう一度、基本に戻って感染対策を徹底して感染しないように努める必要があります。ユニバーサルマスク、三密の回避、に加えて手指消毒や手洗いが重要です。新型コロナウイルスはRNAウイルスですので、アルコールや石鹸に曝されると比較的簡単に死滅してしまいます。
港北区民の皆さん、是非、感染対策を徹底して下さい。
濃厚接触者の方にお願いです。PCR検査を受ける場合、感染者と接触してから3日程経過してから受けてください。早すぎると偽陰性(本当は陽性なのに陰性となる)になる場合があります。また、たとえPCR検査の結果が陰性となった場合も偽陰性の場合もあるので感染者と接触した日を0日として、翌日から5日間は不要不急の外出自粛をお願いします。
セルフチェックで陽性になったが、症状が軽く、重症化のリスクが無く医療機関受診の必要性を感じない方は自主療養届出システムにご登録下さい。
https://fd70c5e2.form.kintoneapp.com/public/4c61ce134fdd6c678222db567e35d1bc6da0cabf3b2706cd6252378c36e66491
発熱や咳等の症状のある方や濃厚接触者に関すること、診療可能な医療機関の紹介等、コロナ全般に関する相談窓口は以下の通りです。
・横浜市「新型コロナウイルス感染症コールセンター(帰国者・接触者相談センター)」
TEL:045-550-5530(24時間対応:土日、祝日を含む)
・神奈川県「新型コロナウイルス感染症専用ダイヤル」
TEL:0570-056774(あるいは045-285-0536)(24時間対応:土日、祝日を含む)
一般社団法人横浜市港北区医師会 会長 鈴木悦朗
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休⽇急患診療所でのコロナウイルス感染予防対策として下記にご協⼒ください。
<受診について>
発熱や⾵邪症状などで受診を希望される⽅は、事前に電話(045-433-2311)をしてご相談ください。
●⾃宅を出るときに体温をはかってください。
●診療所に来ましたら直接はいらず、045-433-2311に電話をして来院したことを伝えてください。
●指定の場所で待機いただきます。また⾞で来院の⽅は⾞で待機をお願いします。
●直接記⼊や電話等にて問診表やチェックリストの作成を⾏います。
●その後診察にご案内いたします。
●なお来院時はマスクの着⽤をお願いいたします。
※感染予防を⾏うことに対し医療費の加算が発⽣しますのでご理解ください。
インフルエンザや⾵邪の流⾏等により、駐⾞場や近隣のコインパーキングが⼤変込み合っています。
⼊庫のための路上待機は、患者様の速やかな受診の妨げとなるばかりでなく近隣住⺠の⽅々へのご迷惑となりますので、なるべく徒歩または公共交通機関をご利⽤ください。
<徒歩> ⼤倉⼭駅から約10分、菊名駅⻄⼝から約10分、新横浜駅北⼝から徒歩約18分
<バス> 市営バス、臨港バス「新菊名橋」バス停から徒歩1〜2分
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